越知山~泰澄大師像拝観

越知山 612.8m 行者道コース 越前町 9月26日 晴

楽しみは 御堂出られる大師像 お目にかかれる感動の時

越知山の「大師堂」に安置されている「泰澄大師像」
白山開山1300年記念企画展覧会に貸し出される直前に遭遇
いつもは閉ざされている大師堂、偶然の出会いに感激です

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越前町織田文化歴史館で10月7日(土)~11月26日(日) 開催される
「異人探究 泰澄十一の疑問」という企画展覧会です。
なかなか面白そう。入場料は一般300円、70歳以上無料


越知山室堂から山頂に向かい大師堂を通りかかりますと扉が開かれ宮司さんが礼拝しておられます。展覧会に大師像が貸し出されるようです。
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お賽銭を上げ承諾を得て写真を撮影させていただきました。
偶然ですが、初めての大師像とのご対面に感動です。


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楽しみは 山道に見る石像に 神仏歴史少し知る時

行者道を登っていくと顔のない石像が目につく。これは大政奉還後の新政府が発令した「神仏分離令」がきっかけで破壊されたものだそうです。

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日本は神道の国であったが仏教伝来(538年)により神様と仏様の融合(神仏習合)が普及し、江戸時代まで神様と仏様が区別なく祀られてきたという。

それが廃仏毀釈運動により、神仏習合の廃止、仏像の神体としての使用禁止、神社から仏教的要素の払拭、仏像仏具の破壊などが行われた。


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独鈷水分岐の地蔵堂休憩所(5合目から6合目の間)の石仏始め、登山道沿い・大師堂や神宝庫周辺に破壊された石仏が見受けられます。日本史の中で最大の汚点とされる廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)運動の痕跡です。

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泰澄大師は、神仏習合の思想を広めたそうです。文殊山の大文殊に「神仏習合につき、お参りの仕方は自由」となっているのも神仏一体の理念から来るものだと納得です。

楽しみは 頂上半ばの独鈷水 冷たく喉に有り難き時


行者道(小川)コースの中程、5合目を過ぎたところに地蔵堂休憩所がある。休憩所の左手を50mほど下がると霊水が湧き出ている独鈷水がある。

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泰澄ゆかりの湧き水。
1時間半近く登ってきただけに冷たい水は喉に気持ちよい。


1218独鈷水

楽しみは 橘曙覧も奉納す 千体地蔵の姿見る時

大師堂と神宝庫の間に千体地蔵尊がある。
無病息災・海上安全の祈願者や祈願成就者が記名入りで奉納した地蔵。
その中には私の好む独楽吟の橘曙覧も含まれていると聞いた。
橘曙覧は何を祈願したのだろう。
指名が記されていると言うがガラス越しで字が小さく見えないのは残念だ。


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2時間45分をかけて奥の院のある山頂に到着したのは午後1時半。
泰澄が目指した白山は見えなかったが霞たなびく中に文殊山や三里山
日野山を見ながら臥(ふせ)の行者修行跡で昼メシと珈琲タイム。

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「心の行」をしているとして暇があれば寝ていたという泰澄の弟子のエピソードや米俵が海から越知山に飛んできたという伝説に興味を持ちつつ・・・・



見事なブナ林の道を戻り、室堂前のご神木、殿池をながめ、登ってくる時見たヤブレガサの花などに再見しながら2時間かけて下山しました。

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御神木の栃の木(幹周り8m 樹齢千年以上)と殿池

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ヤブレガサ

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ツルリンドウ

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アキギリ

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白山開山1300年の記念の年に開祖である泰澄大師像にお目にかかることが出来た。
秋風の立つ気持ちよい山登りでした。




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健康第一!水泳や筋トレに精を出してます。古稀を過ぎてから山登りに挑戦、里山を中心に楽しんでいます。

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